Salesforceとは?機能や導入のメリット、陥りがちな落とし穴、事例まで徹底網羅【完全版】

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多くの企業で導入されている「Salesforce(セールスフォース)」。CRM(顧客管理システム)・SFA(営業支援システム)としてご存知の方も多いかもしれません。

実は、SalesforceでできるのはCRMやSFAだけではありません。本記事では、その他の情報管理としても活用できるSalesforceの機能や導入のメリット、より効果的に利用する方法を詳しくお伝えします。

また、Salesforceを利用するうえで陥りがちな落とし穴や上手な運用方法も、事例とともに解説します。

Salesforce(セールスフォース)とは?

Salesforceは、株式会社セールスフォース・ジャパンが提供するビジネス向けのクラウド型アプリケーションです。本社はアメリカのサンフランシスコにあります。

2022年現在、中小企業から大手まで、全世界で約15万社以上の企業がSalesforceを導入しています。テレビCMなどの放映もあり、日本でもSalesforceの導入企業が増えています。

Salesforceはいくつかのサービスの総称です。SalesforceはCRMシステムやSFAシステムとしての面がよく知られていますが、実際は目的に応じて複数のサービスを組み合わせて使えるプラットフォームです。CRMやSFA、クラウドなどの用語は次の項で詳しく説明します。

Salesforceの代表的な役割は、「企業と顧客を繋ぐ」ことです。営業や商談、問い合わせ、マーケティングなどで得られた顧客情報をまとめて管理し、必要な情報を社内共有できるというのがSalesforceの大きな特徴です。データ分析やマーケティング戦略の機能を追加し、業務の効率化と顧客への適切なアプローチを実現します。

Salesforceの構造について、図を用いて簡単に説明します。基礎となる部分は、自社で集めた顧客情報です。この顧客リストに紐づける形で、企業データや過去の商談履歴、取引内容などを一度に閲覧できる状態にしたのが、Salesforceのサービスです。加えて、顧客データを更新する営業担当向けの機能や、蓄積されたデータを分析・可視化するマーケティング担当向けの機能も提供されています。

そもそも「クラウド」「CRM(顧客管理)」「SFA(営業支援)」とは?

Salesforceを理解するうえで知っておきたいのが「クラウド」「CRM」「SFA」の3つの用語です。こちらの項で詳しく説明しますが、すでにご存じの方は次の項へお進みください。

「クラウド」とは?

「クラウド」は直訳の通り、「雲」を意味しています。クラウドサービスとは、ハードウェアの購入やソフトフェアのインストールが必要なく、インターネット環境下であればどこからでも利用できるサービスのことです。「どこからでもアクセスできる、まるで雲の中のサービスを利用している」と感じられるところからその名が来ているという説もあります。

クラウドサービスの利点は、インターネットにつながる環境であれば、場所にとらわれず、システムの利用やデータの管理・共有ができることです。Salesforceもクラウド型サービスのため、PCやスマートフォンなどの端末へアプリをダウンロードせずに使えます。

クラウドには、「SaaS(サース)」「PaaS(パース)」「IaaS(イアース)」の3種類があります。簡単に表で説明します。

クラウドの種類概要代表的なサービス
SaaSインターネット上で利用可能なソフトフェアSalesforceTwitter
PaaS・インターネット上で利用可能な開発環境
・アプリを稼働させるためのプラットフォーム
Microsoft AzureGoogle App Engine
IaaS・インターネット上で利用可能な仮想サーバー
・ファイアウォールなどのインフラ
AWSGoogle Cloud

今回は、Salesforceが採用している「SaaS」のみ詳しく紹介します。

SaaSは「Software as a Service」の略で、インターネット上にあるソフトフェアをウェブサービスとして提供する形態です。SaaS普及前は、購入したソフトフェアをPC1台1台にインストールしなければなりませんでした。インストールする手間やコストだけでなく、利用する機能の選択などの問題が生じていました。

SaaSの場合、ソフトフェアの開発費用や導入コストを抑えられるだけでなく、ランニングコストも比較的安価です。Salesforceでもこのメリットは活かされており、必要な機能だけを選択してコストを最小限に抑え、操作性や処理能力を高めています。事業の大きさや業種、部署に合わせた選択ができるのもSaaS形態のSalesforceの魅力でしょう。

「CRM」とは?

「CRM」は「Customer Relationship Management」の略称であり、直訳すると「顧客関係管理」という意味です。縮めて「顧客管理」と呼ばれる方が一般的かもしれません。

Salesforceでは、CRMを「ビジネスオーナーが強固な関係を築いた顧客を維持するためのシステム」と位置付けています。実際にどのような機能が備わっているのか、見てみましょう。

  • 営業担当者個人で管理していた顧客情報の一元化
  • 一定の条件に達した顧客に自動でメール配信
  • 担当者以外にも分かりやすい進捗状況の可視化
  • 他部署とのデータ共有

CRMを活用して顧客管理を徹底し、業務を簡略化・効率化すると、企業の生産性を高められるのです。

「SFA」とは?

「SFA」は「Sales Force Automation」の略で、日本語では「営業支援システム」と呼ばれるものです。SFAは1990年代にアメリカで提唱されたシステムですが、従来の勘や経験に基づく営業から科学的な営業に改善しようとする概念でもあります。IT技術を活かしたシステムで、営業活動全体の生産性向上の実現を目的としています。

SFAの具体的な機能を簡単に解説します。

  • 営業担当者個人で管理していた顧客情報の一元化
  • 担当者以外にも分かりやすい進捗状況の可視化
  • 引き継ぎのスムーズ化
  • 営業ノウハウの共有による人材育成

前述したCRMとSFAでは一部機能が重複しています。近年では境界もあいまいになりつつありますが、CRMは「顧客との関係を良好に保つ」ことを目的としており、SFAは「営業業務の組織化・効率化」を目的としている点が大きく異なります。SFAは顧客管理を営業面から見たものと言い換えると、分かりやすいかもしれません。

Salesforce(セールスフォース)を導入する意味とは?どんな場合に活用できる?

Salesforceの導入によりどのようなメリットがあるのか、どのような場面で活用できるのかについて部署ごとに分けて紹介します。

部署活用場面
営業・歩留まりアップ
・往訪効率アップ
・営業活動の標準化
マーケティング・最適なアプローチの模索
・ROI(投資利益率)の可視化
・リピーター獲得・維持
カスタマーサービス・顧客対応の効率化
・クレームの軽減
・顧客満足度アップ
経営・売上予想
・社員スキルの標準化
・コスト削減

Salesforceの導入により、上記のような課題をよりスムーズに解決できます。今回挙げたものは一例です。自社の事業規模や業種、部署にあわせて導入する機能を選ぶとよいでしょう。

Salesforce(セールスフォース)の特徴

ここからは、Salesforceを導入するうえでおさえておきたい3つの特徴を紹介します。

  1. サービス充実度
  2. 独自アプリケーションの開発可能
  3. SaaS型クラウドサービス

ひとつずつ詳しく見ていきましょう。

①サービス充実度

Salesforceが2000年初期から提唱し続けたのは、「カスタマーサクセスの重要性」です。Salesforce自身の顧客からヒアリングを行い、CRMシステムの機能の有用性を高めていきました。その結果、現在のSalesforceにはCRMに必要な機能が最低限備わったのです。

CRM以外にも、SFAやコールセンター、戦略立案、AIの活用など、さまざまな機能が標準機能として備わっています。プログラミングの知識が必要だと思われがちなメール自動送信や商談管理なども、マウス操作での設定を実現。Salesforce App Exchangeが提供している約4,000以上のビジネスアプリも活用できます。

②独自アプリケーションの開発可能

Salesforceは、「Apex(エイペックス)」と「Visualforce(ヴィジュアルフォース)」という2つのプログラム開発環境を用意しています。

Apexはプログラミング言語のひとつで、有名なJavaのイディオムに基づいているものです。自社の事業や部署に合ったロジックを作成できます。

Visualforceは、ユーザー自身がビジネスに合った独自の画面を開発できるフレームワークです。ページはVisualforceマークアップとVisualforceコントローラの2つの要素で定義され、思い思いのカスタムができるようになっています。

この2つのプログラム開発環境を活用すれば、自社のビジネスに合った独自のアプリケーション開発が可能です。

QUANZ(クオンツ)では、Salesforceの開発環境を使ったアプリケーション開発の支援もしています。弊社のエンジニアに、カスタマイズや開発をぜひお任せください。

③SaaS型クラウドサービス

先述しましたが、SalesforceはSaaS型クラウドサービスです。インターネット環境下でIDとパスワードさえ分かれば、時間や場所に左右されることなく機能を利用できます。外出先で顧客情報の確認や、リアルタイムでのデータ集計・分析ができるのは大きなメリットでしょう。

いつでもどこでも接続できるとはいえ、セキュリティ面は安全。IPアドレスの制限、設定時間以外はログイン不可など、細かく設定することも可能です。

Salesforce(セールスフォース)導入のメリット

では、Salesforceを導入するとどのようなメリットがあるのでしょうか。本記事では、6つのメリットを紹介します。

  1. 顧客情報の一元管理
  2. 営業活動の効率化
  3. 社員教育のコスト削減
  4. 顧客満足度の向上
  5. 他部署との連携強化
  6. リアルタイム分析

ひとつずつ具体的に紹介します。

①顧客情報の一元管理

Salesforceを利用するうえでもっとも大きなメリットが、Salesforceを代表するCRMシステムで、顧客情報をひとつにまとめて管理できることです。既存顧客、商談中の顧客、見込み客などのステータスや、それぞれの商談過程や過去の問い合わせまでひとつで情報管理・共有可能です。

従来、顧客情報は担当者個人の手元にしかありませんでした。Salesforceを導入すると、顧客情報とともに担当者のノウハウが共有でき、分析や戦略がしやすくなります。

②営業活動の効率化

Salesforceを導入すると、SFAシステムにより、営業効率の向上が期待できます。たとえば、商談中の顧客がいる場合は、予算や競合他社の情報、案件進捗状況などをSalesforceで上司や同僚、他部署に共有できます。一目で状況が把握できるため、適切に連携をとりながら、効率良く営業活動を進められるのです。

過去の商談を成功と失敗に分けて分析し、営業プロセスの改善を図ることも可能です。顧客への適切なアプローチ方法が分かれば、売上向上が見込めます。データや目的が明確化されるため、次につなげるための行動が分かりやすいのも魅力のひとつでしょう。

また、営業活動をデータベース化することにより、適切に人事評価をすることができます。正当な評価は社員のモチベーション向上につながるため、離職率の低下も狙えるでしょう。

③社員教育のコスト削減

Salesforceを導入すると、営業に関する資料や情報、優秀な営業担当のノウハウをいつでもどこでも見られるようになります。時間や金額面でコストのかかる新人研修は必要ありません。過去の営業のデータをもとに、新人は営業の技術を学べるためです。

Salesforceで営業データを可視化することにより、効率よく結果を残せる営業プロセスを学べるのは、新人だけではありません。営業経験の長い社員のより良い営業プロセスの構築の手助けにもなります。

④顧客満足度の向上

Salesforceの導入により、顧客満足度の向上を図れます。顧客満足度を大きく左右するのが、「感情的価値」と「機能的価値」という2つの価値概念です。

感情的価値は、手厚いサポートなどを受けたときに感じる顧客のポジティブな感情による価値を指します。機能的価値は、商品やサービス自体の品質の高さによる価値を指します。この2つの価値が顧客の抱いている期待を上回ると、顧客満足度は向上するのです。

Salesforceに顧客情報を蓄積すると、感情的価値・機能的価値のそれぞれを上げる方法を可視化しやすくなります。営業担当だけでなく、営業サポートやカスタマーサクセスなど、他部署との連携がしやすいのも、Salesforceの魅力です。

顧客情報やノウハウはSalesforceに蓄積されているため、たとえ担当者が変わっても顧客に今までと変わらないサービスや商品を提供することが可能です。本当に顧客が求めているものを見出し、PDCAを高速で回すためにも、Salesforceの機能は非常に有用なのです。

⑤他部署との連携強化

営業とマーケティングが互いに協力しながら、顧客獲得を目指すという構図は、多くの企業でとられているでしょう。しかし、担当者レベルでの情報共有が多いのも事実です。

Salesforceを利用して顧客情報を一元化すると、担当者レベルでなく、部署レベルでの情報共有が容易になります。仮に片方の部署の担当者が変わっても、蓄積されたデータがあるため、スムーズに業務を引き継げます。

⑥リアルタイム分析

Salesforceはリアルタイムでデータを反映しています。商談が成立したり、売り上げが上がったりしたタイミングで、正確な数値を反映してくれます。進捗や売り上げが芳しくない場合でも、可視化されたデータをもとに、課題の洗い出しや解決策の検討ができるでしょう。

また、Salesforceには「目標管理・進捗管理機能」や「レポート機能」があります。目標管理・進捗管理機能は、共有された目標の進捗状況やフィードバックを把握できる機能です。担当部署の上司が進捗状況を把握しやすいのはもちろん、人事部も正確な状況を把握し、適切に人事評価できるようになります。

レポート機能は、売り上げや問い合わせ件数などをリアルタイムで集計・分析できる機能です。あわせてダッシュボードを利用すると、複数のグラフを同時に表示できます。多角的な視点から営業活動や売り上げ、それぞれの案件の進捗状況を一目で把握できるのも、Salesforceの魅力のひとつです。

Salesforce(セールスフォース)を導入しても定着しない理由・よくある落とし穴・起こりうるデメリット

Salesforceを導入しても期待していた効果が得られなかったり、Salesforce自体が自社に定着しなかったりする場合があります。本記事では、Salesforceを導入しても定着しない理由や陥りがちな落とし穴、起こりうるデメリットについて紹介します。まずは、Salesforceが定着しない理由とよくある落とし穴について見ていきましょう。

Salesforceが定着しない理由と陥りがちな落とし穴

Salesforceを導入しても、期待した効果が得られなかった場合、下記のような落とし穴にはまっているおそれがあります。

  1. 導入の目的が不明確
  2. 機能の選び分けが不十分
  3. 現場の声への依存
  4. データの未入力
  5. データの未活用

ひとつずつ、詳しく解説します。

①導入の目的が不明確

Salesforceを導入する際に目的を明確にしていないと、現場が混乱するおそれがあります。Salesforceは「管理」システムとしての側面が強いサービスです。しかし、管理される側の社員の反発を恐れて、導入目的を曖昧に濁すのは得策とはいえません。目的が分からないと、十分にSalesforceの機能を活用できないためです。

②機能の選び分けが不十分(管理対象が過多になっている)

SalesforceはCRMやSFAをはじめとする、さまざまな機能を持ったクラウドサービスです。便利だからといって、安易にすべての機能を導入するのはおすすめできません。社員の入力項目が増えると負担になり、十分なデータの蓄積ができなくなるおそれがあるためです。

Salesforceの導入の際は、事業や部署に合った機能を選定しましょう。機能を増やしたい場合は、現在利用している機能に社員が慣れた後が良いかもしれません。

③現場の声への依存(現場の声をすべて反映しようとしている)

Salesforceの主要機能であるSFAは、営業活動をサポートするシステムです。しかし、営業担当は個人で蓄積した情報やノウハウの共有を拒んだり、管理側に様々な要望を出してきたりするかもしれません。

従来の勘や経験をもとにした営業プロセスに固執した意見を取り入れている限り、Salesforceは活用できません。また、すべての意見を取り入れると営業を管理・効率化するという本来の目的から逸脱する場合もありえます。管理職が先だって営業プロセスの改善に努めましょう。

④データの未入力

Salesforceのデータを入力するのは、社員自身です。社員が入力を怠ると、Salesforceのデータは正確ではなくなってしまいます。また、社員がそれぞれの判断でデータを入力していた場合、正確な分析は難しいでしょう。

社員にSalesforceの導入の目的を伝えてCRMやSFAの重要性について知ってもらい、入力データの基準を一定にすることが、Salesforce活用の第一歩です。それでも入力が滞っている場合は、入力するデータの量や操作性に目を向け、機能の選別を行いましょう。

⑤データの未活用

社員がデータ入力に協力的でも、その上司がデータを適切に分析できないと宝の持ち腐れになってしまいます。また、入力したデータを利用してもらえなかった社員のモチベーション低下にもつながります。

社員から得たデータをしっかり分析し、フィードバックすることが管理者の役割です。生産性向上のためには、この工程を繰り返すことが不可欠です。

Salesforceの導入時に起こりうるデメリット 

前述した落とし穴にはまってしまった場合、どのようなデメリットが生じるのでしょうか。こちらでは代表的な4つを紹介します。

  1. 仕事方法の変化に対して社員の不満が生じる
  2. Salesforce運用担当者の負担が増加する
  3. 期待した成果が得られずにモチベーションが低下する
  4. 費用対効果(ROI)が見出せない

ひとつずつ詳しく見ていきましょう。

①仕事方法の変化に対して社員の不満が生じる

導入の目的が不明瞭だったり、機能の選び分けが不十分だったりする場合は、Salesforceの導入による仕事方法の変化に対して、社員からの不満が募るおそれがあります。

とくに、最初のうちはSalesforceに過去のデータを入力する作業が必要なため、社員の業務負担が増えてしまいます。負担が増えたのにもかかわらず、成果があげられないと、モチベーションも下がってしまいます。

「データを一元化し、現在の状況を打破する」「企業全体の利益を向上させる」などの目的をしっかり周知したうえで、必要最低限の機能から導入すると、社員側も積極的にSalesforceの機能を学習し、利用してくれるでしょう。

QUANZ(クオンツ)は導入時の機能の選び分けのサポートや、既存システムからのデータ移行をしています。また、利用する社員がSalesforceの機能や使用方法を効率良く学べるトレーニングをご用意しております。

②Salesforce運用担当者の負担が増加する

Salesforce導入時、運用担当者は新たな機能について学び、データ入力の基準を作ってほかの社員に周知する必要があるため、かなりの業務量になってしまいます。データを正しく入力してもらわなければ、Salesforceへのデータの蓄積、正確な分析はできません。社員へデータ入力を催促するだけでなく、社員からの要望や不満を受け止める立場のため、かなり大変な業務といえるでしょう。

QUANZ(クオンツ)ではSalesforce運用担当者の負担を減らすため、現場の社員へのトレーニングを請け負っています。導入後のシステム運用や改善、機能の追加にも対応しております。

③期待した成果が得られずにモチベーションが低下する

Salesforceを導入しても、データの入力が不十分だったり、適切な分析ができなかったりすると、期待した成果が得られません。Salesforce導入の目的を明確にしていても、ゴールまでの進捗が芳しくなければ、データを入力する現場の社員のモチベーションが下がってしまいます。

社員のモチベーションが低下すると、さらにデータの入力や分析が疎かになってしまうでしょう。「前のシステムの方がよかった」と言われかねない悪循環に陥ってしまいます。

QUANZ(クオンツ)は豊富な実績から、御社に最適なSalesforceの機能を提案し、社員へのトレーニングを提供しています。また、Salesforce導入時の「困った」を解決するノウハウを蓄積しているため、スピーディーな成果の実現に貢献します。

④費用対効果(ROI)が見出せない

Salesforce導入時は、当然コストがかかります。また、前述したように、Salesforceはデータを蓄積し、分析して成果を出していくツールです。導入直後に成果が著しく見えるものではありません。

Salesforceの本当の成果は、十分なデータが蓄積された後に発揮されます。短期間で費用対効果が見出せないと判断するのは早計です。とくに、Salesforce導入の目的が売上アップの場合は、繰り返し分析とフィードバックを行わなければ効果は感じづらいでしょう。

導入直後に費用対効果が感じられないからといって、すぐにSalesforceの運用をやめてしまうと、導入にかかったコストがすべて無駄になってしまいます。最終的な目標に段階的に近づけるよう、まずは小さな目標の設定をおすすめします。たとえば、「簡便な情報共有の実現」「リアルタイム分析の可視化・把握」など、工程ごとの細かな目標を設定してみましょう。達成しやすい目標を立てることで、現場の社員もよりSalesforceの運用にモチベーションを感じやすくなります。

Salesforceの導入コストや運用担当者をはじめとする社員教育コストが無駄にならないよう、QUANZ(クオンツ)ではSalesforce導入時の包括的なサポートを提供しています。既存システム資産からのデータ移行や利用する社員様のトレーニングの実施など、Salesforce導入時の負担を軽減できるよう、誠心誠意お手伝いいたします。

Salesforce(セールスフォース)の商品ラインナップ・機能

ここからは、Salesforceの代表的な商品ラインナップと機能、活用できる業務をあわせて紹介します。

サービス名活用できる業務内容・機能
Sales Cloud(セールスクラウド)営業・CRM
・SFA
・見込み客管理機能
Service Cloud(サービスクラウド)CS・CRM
・専用の問題解決コミュニティの構築・公開
Marketing Cloud(マーケティングクラウド)マーケティング広報・一括メール配信
・ソーシャルキャンペーン管理
・ユーザー分析
Experience Cloud(エクスペリエンスクラウド)すべての部署・ファイル共有機能
・モバイル対応機能
・CSSによるカスタマイズ機能
・企業と顧客を繋ぐ場の提供
Pardot(パードット)営業マーケティング見込み客獲得・育成のためのマーケティングオートメーション機能
Tableau CRM(タブローCRM)(旧:Einstein Analytics)マーケティングSalesforce内全データの分析
Salesforce Platform(セールスフォースプラットフォーム)すべての部署業務管理のためのモバイルアプリ開発
Salesforce Einstein(セールスフォースアインシュタイン)営業マーケティングCS・AI(人工知能)による顧客ごとのレコメンドサービス
・オンラインショッピングの全体管理
Quip(クイップ)すべての部署・情報共有ツール
・タスクやドキュメントの管理・編集
・コメント機能
・チャット機能

事業規模や業種、部署によって導入する機能を選びましょう。

Salesforce(セールスフォース)導入のポイント・外部委託時のポイント

ここからは、Salesforce導入時に、前述した落とし穴に陥らないようにするためのポイントをお伝えします。自社で導入する場合と、導入を外部委託する場合に分けて説明します。

自社でSalesforce(セールスフォース)を導入する場合のポイント

外部委託せず、自社でSalesforceの導入を完結させる場合は、以下の3つのポイントをおさえておきましょう。

  1. 導入目的の明確化
  2. 利用機能の選別
  3. データの活用

それぞれ詳しく解説します。

①導入目的の明確化

「顧客データの共有」「営業プロセスの問題点の洗い出し」など、Salesforceの導入前には必ず目的を明確化し、社内全体へ共有しておきましょう。目的が明確になっていないと、利便性の高い機能をうまく使いこなせないおそれがあります。

また、目的をもって導入することを社員に共有することで、新しいシステム導入に対する社員のハードルを下げられます。Salesforceのデータ入力に社員が協力的になってくれたら、正確な分析結果が得られるはずです。

②利用機能の選別

前項で紹介したように、Salesforceにはさまざまな機能があります。しかし、便利だからといってあれもこれも、と導入してしまうのはNG。社員に大きな負担がかかってしまいます。

まず最低限必要な機能のみを導入し、必要に応じて機能を追加していきましょう。必要な機能は①で述べた導入目的にあわせて選んでください。

③データの活用

Salesforceに蓄積したデータを分析して活かさなければ、導入した意味はほとんどありません。導入前から導入初期段階の運用トレーニングの中に、分析やデータ活用方法を盛り込みましょう。

Salesforce(セールスフォース)導入を外部委託する場合のポイント

Salesforceの導入を外部委託する場合は、以下の3つのポイントをおさえておきましょう。

  1. Salesforce認定企業か
  2. 自社事業に理解があるか
  3. 導入後のサポートがあるか

それぞれ詳しく解説します。

①Salesforce認定企業か

株式会社セールスフォース・ジャパンは、Salesforceの導入サポートをする企業を二院停止、パートナーとして紹介しています。Salesforce認定企業はSalesforceの認定資格者を多く保有しているため、自社に合ったアドバイスや提案をしてくれるでしょう。

②自社事業に理解があるか

事業や業種によって、課題はそれぞれ。その内容を理解したうえで、アドバイスや提案をしてくれる外部委託先を探さなければなりません。自社に似た事業規模や業種のサポートを行った経験があるかどうかを軸に、長期的に連携をとれるかを見極めましょう。

③導入後のサポートがあるか

Salesforce導入後もサポート対応してくれる企業を選びましょう。導入だけでなく、自社社員へのトレーニングやデータの活用方法についてのノウハウを持っている外部委託先だと、Salesforceの定着率がより高まります。

QUANZ(クオンツ)は①、②、③のポイントを全てクリアしており、導入から運用までトータルでサポートできるサービスを提供しています。

Salesforce(セールスフォース)導入はクオンツにおまかせ!

本記事では、Salesforceの機能をはじめ、導入のメリットや落とし穴、効果的に利用する方法を詳しくお伝えしました。

Salesforceは世界No.1のシェアを誇るCRM・SFAクラウドサービスです。大手企業だけでなく、中小事業も導入をはじめており、今後ビジネスをするうえで欠かせないサービスとなるでしょう。

Salesforceの導入をご検討中なら、ぜひクオンツまでお気軽にお問い合わせください。

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