【受験体験記】「Salesforce 認定 AI スペシャリスト」に合格しました

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こんにちは、第一事業部の福野です。

先月、Salesforce 認定資格の1つである「Salesforce 認定 AI スペシャリスト」を受験し、無事に合格いたしました。

この記事では、これから受験される方などに向けて、私が受験までに行った学習方法などをご紹介します。

AI スペシャリストとは

「Salesforce 認定 AI スペシャリスト」は、Salesforce 認定資格のうち Salesforce の AI 製品の機能・特徴について問われる認定資格です。

問題数は60問と他の Salesforce 認定資格と変わりはありませんが、合格点は73%と他の認定資格と比較するとやや高いボーダーラインとなっています。

AI スペシャリストには前提条件となる必須の資格はありませんが、推奨される認定資格として「AI アソシエイト」「アドミニストレーター」「Platform アプリケーションビルダー」が推奨されています。

AI スペシャリストの学習方法

ここからは AI スペシャリスト試験を受験するにあたって、対策したことを紹介します。

1. 試験ガイドを読む

他の Salesforce 認定資格でも同様になりますが、まずは試験ガイドを読んで試験範囲を確認しました。

AI スペシャリスト試験の出題範囲は以下の通りです。

単元出題割合
Einstein Trust Layer15%
CRM アプリケーションの生成 AI17%
プロンプトビルダー37%
Agentforce ツール23%
モデルビルダー8%

出題割合としては「プロンプトビルダー」が37%と最も高く、次いで「Agentforce ツール」が23%と高くなっています。一方で Sales Cloud や Service Cloud における Einstein 機能や、Einstein Trust Layer についても出題されます。

試験ガイドには、参考資料や関連リソースも掲載されています。試験対策のはじめにまずは一読して、ポイントを押さえていくことをおすすめします。

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Trailhead ヘルプ
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2. Trailhead をクリアする / Playground 環境を触ってみる

Salesforce のオンライン学習サービス「Trailhead」を使用して学習を進めました。

試験ガイドにて推奨されているトレイル『Einstein AI で生産性を高める』を一通り進めていきました。

Einstein AI で生産性を高める | Salesforce Trailhead
標準の Salesforce AI 製品の使用方法を学び、実際に操作して、AI Specialist Certification (認定 AI スペシャリスト資格) に備えます。

上記トレイル内にあるハンズオン系のモジュールでは、プロンプトビルダーなどを使用できる Playground 環境を取得できるため、Playground 環境で設定や操作方法を掴んでいきました。

Playground 環境は有効期限が決められているため、モジュールを進めるにあたっては有効期限内に終わらせる必要がありますが、有効期限が過ぎても再度新規環境を取得することができます。

ハンズオン系のモジュール以外では、トレイル内にある試験対策の準備モジュールも試験ガイドと合わせて読んでいきました。

認定資格試験の準備: 認定 AI スペシャリスト
認定 AI スペシャリスト試験に向けた学習リソース。

3. 動画コンテンツを視聴する

Salesforce Japan の公式 YouTube チャンネルには、Agentforce や Einstein 製品の動画が多数公開されており、これらの動画を見て製品の理解を深めていきました。

Trailhead にある試験対策トレイルに含まれている動画についても、Salesforce Support の YouTube チャンネルに公開されており、こちらも繰り返し視聴しました。

内容は英語のみですが、 YouTube の自動翻訳機能を使用して日本語字幕で見ることもできます。私は、YouTube の文字起こしをすべてコピーして、ChatGPT や Claude に全文翻訳して動画と合わせて理解を深めていきました。

4. ヘルプページを読む

Trailhead や学習コンテンツなどで、よくわからない箇所などが出てきたときは、Playground 環境で実際に操作して触ってみるのと合わせて、ヘルプページを読んでいきました。

私が学習していた際は、一部のページは日本語のヘルプが用意されていないこともありましたが、生成 AI に翻訳してもらうなどして理解を深めていきました。

Help And Training Community

試験を終えて

試験はオンサイト(東京都内のテストセンター)で受験しました。

試験時間は105分ですが、特に時間が足りないということはなく、一通り問題を解き終わった後に見直す時間もあるほど、余裕のある試験時間でした。

緊張して試験に挑みましたが、提出ボタンをクリックした後に「合格」の文字が表示されたときは、一気に緊張がほぐれました(笑)

さいごに

Salesforce の AI 製品である Agentforce や Einstein は今注目されている製品です。資格は取得しましたが、これからも新しい機能が追加されたり、機能の強化が行われていくと思われますので、引き続き Salesforce の AI 製品や機能、AI のトレンド等のキャッチアップは続けていきたいと思います。

この記事が、これから AI スペシャリスト試験を受験する方の参考になれば幸いです。

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